閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

2004-10-17から1日間の記事一覧

やむにやまれず

関川夏央(講談社文庫,2004年) 評価:☆☆☆★ - 18の短編集.皮肉でペーソスがあって気障な短編.その格好のつけ方,ひねくれた枯れ方には反発と愛着の両方を感じる. 「フランス」文学にまつわるエピソードがいくつかあったのが意外.60,70年代に,文学周辺…