閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

8人の女たち

http://www.gaga.ne.jp/8femmes/
キャスト(役名)
Catherine Deneuve カトリーヌ・ドヌーヴ(Gaby)
Emmanuelle B?art エマニュエル・ベアール(Louise)
Isabelle Huppert イザベル・ユペール(Augustine)
Fanny Ardant ファニー・アルダン(Pierrette)
Virginie Ledoyen ヴィルジニー・ルドワイヤン(Suzon)
Ludivine Sagnier リュディヴィーヌ・サニエ(Catherine)
Danielle Darrieux ダニエル・ダリュー(Mamy)
Firmine Richard フィルミーヌ・リシャール(Madame Chanel)

スタッフ
監督 : Francois Ozon フランソワ・オゾン
製作 : Olivier Delbosc オリヴィエ・デルボスク / Marc Missonnier マルク・ミソニエ
原案 : Robert Thomas ロベール・トマ
脚本 : Francois Ozon フランソワ・オゾン / Marina de Van マリナ・ドゥ・ヴァン
撮影 : Jeanne Lapoirie ジャンヌ・ラポワリー
美術 : Arnaud de Moleron アルノー・ド・モレロン 
編集 : Laurence Bawedin ローランス・バヴェダー 
衣装(デザイン) : Pascaline Chavanne パスカリーヌ・シャヴァンヌ
字幕 : 古田由紀子 ヨシダユキコ

評価:☆☆☆☆

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散々幻惑された「スイミング・プール」の妙な後味が残っていて,ビデオ屋でオゾンの前作を借りた.
雪に閉ざされた一軒の家でおこる「殺人事件」をめぐって,女たちの秘密がすこしずつ明らかにされていく.
古典的なミステリーの枠組みと演劇の約束事(三単一の法則)にのっとりつつ,ミュージカル場面を導入し,心地よい演劇的幻想を提示する作品.佳品.お話自体は軽くて結末も読めるのだけれど,けん制しあう女性の心理描写がうまいし,またオゾンの女性の描き方は露悪的で非偽善的で意地悪なのだ.
ゴージャスでおしゃれな雰囲気にはしびれる.
パリの劇場のブルジョワ的雰囲気を思い起こす.