閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

クリムゾン・リバー

悪趣味にリアルな死体造形,雪山での撮影が見どころ.でも設定も展開も非現実的な飛躍ぶり.ホラータッチのサスペンスもので,最後の謎は解けるのだけれども,いくらなんでもそりゃありえんでしょ,とつっこみを入れたくなるような「真相」.
『憎しみ』を撮ったカソヴィッツ,実はこんな穴だらけの脚本の娯楽作品を撮りたかったのか.ジャン・レノは「ウドの大木」そのままの大味な演技.