- 劇場:新宿 プーク人形劇場
- 評価:☆☆☆★
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人形劇団プークのおとな向けの公演とのジョイント企画.第一部がプークと関わりのあった音楽家(楽団)のコンサートで第二部がプークによる井上ひさしの処女戯曲『うかうか三十,ちょろちょろ四十』の上演.第一部にはA,B,Cの三プログラムあって,それぞれ違う楽団が演奏するのだが,自分がかつてリコーダー・アンサンブルで演奏した経験があり,古楽器に愛着があるのでロバの音楽座の公演を選択した.同じメンバーによるカテリーナ古楽合奏団が中世ルネサンスの古楽を演奏するのに対し,「ロバの音楽座」名義ではクルムホルンなどの古楽器は使用するものの古楽にとらわれずオリジナル曲や自由なアレンジが施された古曲を演奏するようだ.今回は五十分ほどの時間で,ルネサンス舞曲とオリジナル曲を組み合わせたプログラム.音楽はプーク人形劇場とはよくマッチしていて,童話的幻想的な雰囲気を作り出していた.使用される楽器は,中世ルネサンス期の楽器の復元楽器が中心で,きわめて多種多様.個々の楽器の説明をもっと聞きたかった気がする.