演劇集団 円
仲谷昇・岸田今日子追悼公演
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- 作:松田正隆
- 演出:森新太郎
- 美術:伊藤雅子
- 照明:小笠原純
- 音響:藤田赤目
- 衣装:緒方規矩子
- 出演:三谷昇、平木久子、上杉陽一、高橋理恵子、梶原美樹
- 上演時間:85分
- 劇場:田原町 ステージ円
- 評価:☆
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酩酊した詩人の脈絡のない独り言をずっと聞かされるような舞台だった。ことばがむなしく頭の上を通過していく1時間半だった。文字で読めば何らかのイメージを喚起するテクストかもしれないが、演劇言語としては成立していないように僕は思った。いったいどんな観客を想定して作家はこの戯曲を書いたのだろうか?
首輪につながれ、ノースリーブの生成りのワンピースを着た高橋理恵子の美しさを愛でることができたのが、この芝居から僕が得た唯一の収穫だった。
それにしても今年の円の制作は、昨年の充実ぶりを思うと、ずいぶん低調だったなぁ。