閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

棟梁ソルネス(1892年)

名取事務所
イプセン現代劇連続上演第8作
http://www.nato.jp/profile/2007/toryo_omote.html

  • 作:イプセン
  • 台本・演出:毛利三彌
  • 美術:内山勉
  • 照明:笠原俊幸
  • 衣装:樋口藍
  • 舞台監督:市川兵衛
  • 出演:池田勝、溝口順子、水野ゆふ、若井なおみ、北川勝博、飯田和平、渡辺聡
  • 劇場:六本木 俳優座劇場
  • 上演時間:1時間40分
  • 評価:☆☆☆★
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演出、役者、観客、劇場、演目とも直球の「新劇」といった感じの舞台。人間心理の揺れが周到な伏線のもと細やかに描き出されるイプセンの戯曲の醍醐味を味わうことのできる舞台だった。が、睡眠ガスが客席に充満していたのか、公演中眠くて眠くて。
こちらのコンディションのいいときにまた見てみたい舞台であった。