http://www.disney.co.jp/movies/carl-gsan/
UP
- 上映時間:103分
- 製作国:アメリカ
- 初公開年月:2009/12/05
- 監督: ピート・ドクター
- 共同監督:ボブ・ピーターソン
- 製作:ジョナス・リヴェラ
- 製作総指揮:ジョン・ラセター、アンドリュー・スタントン
- 原案:ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン、トーマス・マッカーシー
- 脚本:ボブ・ピーターソン、ピート・ドクター
- 音楽:マイケル・ジアッキノ
- 映画館:ワーナーマイカル板橋
- 評価:☆☆☆☆★
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
四歳の息子と一緒に見た。3D版は目が疲れるし、この映画についてはそれほど効果的でもなかったという感想を見たので、2D版で見た。
面白かった。何カ所か強烈に涙腺を刺激する場面があってぽろぽろ泣きながら見る。スリリングでユーモラスな冒険ファンタジーなのだけれど、美しい追憶の物語が通奏低音のように全編を貫いている。宮崎駿のコメントやいくつかのレビューで指摘されているが、冒頭10分ほどの台詞のない回想シーン、この十分で老夫婦の出会いから別れまでの数十年が反芻されるのだが、この郷愁に満ちた回想シーンの美しさは特筆すべきものだ。そしてこの回想シーンが後の物語展開の巧みな伏線となっている。シンプルであるがよく練られた脚本だ。幼児から老人まで幅広い年代の人間が楽しむことができる作品になっていた。
四歳の息子は経験値が低いので、主人公がピンチに陥るようなスリリングな場面に弱い。そういう場面になると身体をよじって反応していた。いくつかの場面で息子も泣いていたので、「なんで泣いていたの?」と聞くと、「うんとね、犬と家があったから」という答えだった。???