http://www.rozier.jp/movie/maine.html
1985年/フランス/135分/35mm/カラー/1:1.66 (1986年 ジャン・ヴィゴ賞)
- 脚本・台詞:ジャック・ロジエ/リディア・フェルド
- 撮影:アカシオ・ド・アルメイダ
- 録音:ニコラ・ルフェーヴル
- 編集:ジャック・ロジエ/マルティーヌ・ブラン
- 音楽:シコ・ブアルキ/フランシス・ハイミ
- 製作:パウロ・ブランコ
- 出演:ベルナール・メネズ(検札長)、ルイス・レゴ(リュシアン)、イヴ・アフォンゾ(プチガ)、リディア・フェルド(女弁護士)、ロザ=マリア・ゴメス(デジャニラ)
- 映画館:渋谷 ユーロスペース
- 評価:☆☆☆☆★
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二人の女性、三人の男性、中年男女五人がリレーのようにそれぞれが主人公となってエピソードをつないでいく。そのつながり方がいきあたりばったりで自由に感じられるところが気持ちいい。ブルターニュ半島の付け根、大西洋上に浮かぶ小さな島、ユー島 http://bit.ly/cw7rCn が主な舞台。クリーム色に煙る景色の色合いが優しい。とらえどころのない不思議な映画だ。
ユー島には行ったことはないが、この島の北西にあるベルイル島で男三人で短いバカンスを過ごしたことがある。薄青がかった灰色と緑が広がる風景が印象に残る。パリとは異なる柔らかいホスピタリティと水彩画で描くのがふさわしい風景のなか、ゆったりとした解放感を満喫したことを思い出した。