閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

死の教室(1982年)

  • 作・演出:タデウシュ・カントール
  • 上演時間:75分
  • 評価:☆☆☆★
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ポーランドの前衛演劇の巨匠、カントールの『死の教室』の上演映像をF/Tのテアトロテークで見る。1982年の渋谷パルコ劇場での上演の映像。
等身大の人形と白塗りで人形のようなメイクをした役者たちによる教室の風景。結線のように舞台中央の演技場とその周囲が区切られていて、カントール自身が舞台の周囲を歩き回り、指揮をするように舞台中央の役者たちの動きを監視している。
ドリフの学校コントみたいだなと思っていていた。エキセントリックな芝居で最初は面白かったけど後半飽きてしまい、何回か落ちた。同じような場面と動きがぐるぐると繰り返されるような感じ。