閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

ペール・ギュント

  • 演出:宮城聰
  • 作:ヘンリック・イプセン
  • 訳:毛利三彌
  • 音楽:棚川寛子
  • 出演:武石守正、石井萠水、春日井一平、加藤幸夫、木内琴子、貴島豪、小長谷勝彦、榊原有美、佐藤ゆず、舘野百代、谷野麻里江、永井健二、根岸絵美、布施安寿香、本多麻紀、牧野隆二、森山冬子、吉見亮、若宮羊市、渡辺敬彦
  • 衣裳デザイン:竹田徹
  • 舞台美術:深沢襟
  • 照明:大迫浩二
  • ヘアメイク:梶田キョウコ
  • 制作:高林利衣
  • 上演時間:160分
  • 劇場:静岡芸術劇場
  • 評価:☆☆☆
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2年前の初演のときに見損ねていた作品。SPACの海外公演でも上演された作品で、宮城聰SPACの代表作とされる。ペール・ギュントの出世物語を近代国家へ成り上がっていく日本と重ねる。舞台全体が大きな双六になっている。前夜見た『マハーバーラタ』以上に大規模な打楽器生演奏でかなり騒がしい作品なのだけれど、後半眠ってしまう。私にはあまり合わなかった。台詞が頭に全然入ってこない。こちらの疲労もあったのかもしれないが。