閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

韓国新人劇作家シリーズ第三弾

韓国新人劇作家シリーズ第3弾(2015)mozukikaku.wordpress.com

  • 劇場:タイニイアリス
  • 評価:☆☆

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キム・ソンジェ作『童話憧憬』
《訳》  金世一
《演出》 荒川貴代
《出演》 功刀達哉、坂本容志枝

イム・ウンジョン作『とんでもない同居』
《訳》  中塚絵美子
《演出》 吉村ゆう
《出演》 加藤亮佑、清水ひろみ、白玉さゆり、生井みづき、吉田俊大、ほか日替わりゲスト1名

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韓国新人劇作家シリーズは第一弾、第二弾も見ているが、年々上演される作品の質が低下している。今回見た二作はどちらも楽しめなかった。キム・ソンジェ作『童話憧憬』は幻想的な雰囲気の作品だが、演出がよくない。作品内容、狙いともよくわからなかった。辛い観劇の時間になってしまった。

イム・ウンジョン作『とんでもない同居』韓国の厳しく、苦しい賃貸事情を背景にしたドタバタ喜劇。店子が時間区切って又貸しして、状況が錯綜していく。演出が粗く、爆笑できなかった。