- 上映時間:110分
- 製作国:フランス
- 初公開年月:2006/12/16
- 監督:オリヴィエ・マルシャル
- 脚本:オリヴィエ・マルシャル、フランク・マンクーゾ、ジュリアン・ラプノー
- 共同脚本:ドミニク・ロワゾー
- 撮影:ドゥニ・ルーダン
- 編集:ユグー・ダルモワ
- 音楽:アクセル・ルノワール、エルワン・クルモルヴァン
- 出演:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドパルデュー、アンドレ・デュソリエ、ヴァレリア・ゴリノ、ロシュディ・ゼム、ダニエル・デュヴァル、ミレーヌ・ドモンジョ、フランシス・ルノー、カトリーヌ・マルシャル
- 満足度:☆☆☆☆
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この週末から公開される18禁のハードコア裏社会犯罪暗黒映画、『裏切りの闇で眠れ』公開前の企画上映の一つ。昨年公開されかなり評判がよかった作品だったが見落としていた。
パリ警察を舞台に組織内の歪んだ競争によって作り出された悲劇を、パリの町の凶悪犯罪という風俗にからめて描き出す作品。若干物語の仕掛けが類型的で説明的すぎるようにも思ったけれど、脚本はよくできていて映画の展開にそって伏線がきっちりと回収される。
主役の二人の役者を含め、ごつごつとした風貌の俳優たちの作り出すハードボイルドな雰囲気がとてもかっこいい映画だった。音楽の使い方は定型的過ぎてちょっと映画の雰囲気を安っぽくしているように思った。もっともその安っぽさも味なのかもしれないけれど。
今週末から公開されるパリを舞台とした「激辛」暗黒犯罪アクション(?)も楽しみ。