閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

百万円と苦虫女

http://nigamushi.com/

蒼井優ちゃんの魅力全開の映画だった。
脚本は、甘すぎて、とりわけせつなすぎる最後のエピソードが若干気に入らない(なんだよ、あの森山未来のいいとこどりわぁ!)のだけれども、どこが「苦虫女」なんだ〜!という蒼井萌120%の萌え美の数々には大いに満足する。蒼井優の魅力のつぼをしっかりと踏まえた蒼井優ファンのための映画ではないだろうか。
しがらみが重みになってしまうまえに、さっと場所を移動し、放浪する美少女の姿は、筒井康隆の創造した魅力的なエスパー美少女、火田七瀬の姿を連想させる。う蒼井優主役で七瀬三部作が映像化されないかな。