閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

阿房列車

青年団
青年団『平田オリザ・演劇展vol.2』|こまばアゴラ劇場

猛烈に眠い公演だった。内田百輭の原作を岸田国士風の夫婦対話劇に書き換えた脚本は面白いし、役者の対話のリズムもとても良かったのだけど。列車の中というよりは応接室のような静かで動きの感じられない空間にしたのは意図的なものだったのだろうか。がたんごとんと音を鳴らすようなベタな演出を避けたいというのはわかるが。