閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

モリエール 恋こそ喜劇(2007) Molière

「モリエール、恋こそ喜劇」映画公式サイト

  • 上映時間:120分
  • 製作国:フランス
  • 初公開年月:2010/03/06
  • 監督:ローラン・ティラール
  • 製作:オリヴィエ・デルボス、マルク・ミソニエ
  • 脚本:ローラン・ティラール、グレゴワール・ヴィニュロン
  • 撮影:ジル・アンリ
  • 美術:フランソワーズ・デュペルテュイ
  • 衣装:ピエール=ジャン・ラローク
  • 音楽:フレデリック・タルゴーン
  • 出演: ロマン・デュリス、ファブリス・ルキーニ、リュディヴィーヌ・サニエ、ラウラ・モランテ、エドゥアール・ベール、ファニー・ヴァレット、ゴンザーグ・モンテュエル
  • 映画館:飯田橋 ギンレイホール
  • 評価:☆☆☆☆
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史実に基づく伝記映画かなと思って観に行ったのだがそうではなかった。モリエールの作品から自由に想像を膨らませた空想的伝記映画。これはこれで面白い。『町人貴族』、『タルチュフ』などモリエールの有名な作品のエピソードが巧みに取り込まれている。若き日のモリエールの優雅ギャランな恋の物語だった。脚本がよく練られている。舞台作品としても成立しそうだ。類型的な人物造形を自在にこなす役者の演技が素晴らしい。