2022-01-01から1年間の記事一覧
日時:2022年12月25日(日)17時-19時半 場所:目黒区烏森住区センター調理室 演目:「わらのうし」 「天窓の麻」 「酋長の子」 ゼアマ(モルドバ料理)「ねむりながらゆすれ」 出演:高野、ひなた、青木祥子、吉水恭子_____________________________________…
名古屋の大須大道町人祭でこれまで三回見て、そのパフォーマンスに魅了されたちんどん通信社の年末特別公演を見に行った。ちんどん通信社の活動拠点は大阪なので、普段見に行く機会がない。ちょうど帰省するタイミングで今回の公演があったのだ。 会場は大阪…
上演作品:「逃(タオ)」「安戸ロゼッタ」(作:高野竜) 出演:栗栖のあ、北條 場所: ----------------------------- 先週に続き平原演劇祭である。先週は屋内公演だったが、今回は野外劇公演だった。 「逃(タオ)」は本来は2023年11月23日に上演される…
日本全国能楽キャラバン! 宝生流東京公演 能「隅田川」 狂言「十字架」 能「復活のキリスト」 2022年12月25日13時-14時半@宝生能楽堂 ---------------- イエズス会の宣教師として1923年に来日して以後、1977年に死ぬまで日本で過ごしたホイヴェルス師(189…
平原演劇祭2022第21部 #神曲2022 2022年最初に開催された平原演劇祭が高野竜が20年以上前に書いた大作戯曲『神曲』の第一部の読み合わせ会だった。 otium.hateblo.jp 今回、平原演劇祭2022第21部(!)では、『神曲』三部作の第二部「テンペルホフ」を読んだ…
五百旗頭幸男監督『裸のムラ』@ポレポレ東中野の感想。保守王国石川県の保守系政治家たちのなりふりかまわない精力的な政治活動とそれに一見関係なさそうなマージナルでイレギュラーな三組の家族の生活を映し出す。ちぐはぐながらどこかつながっているよう…
のあんじー – 路地裏の舞台にようこそ 2022 #股旅KO演劇 20代前半女性二人の演劇ユニット、のあんじーによる野外移動劇『夜を旅した女』は、今年私がこれまでに見た演劇公演のなかでもっとも強烈な演劇体験だった。大阪府西成区あいりん地区、昭和の時代に取…
劇団サム第7回公演復活公演 『スモーキーな放課後』 作:北村美玖 出演:尾又光俊、小澤翔太 『楽屋─流れ去るものはやがてなつかしき─』 作:清水邦夫 出演:今泉古乃美、石附優香、岩崎かのん、清水舞花 演出・主宰:田代卓 会場:練馬区生涯学習センター …
25年ぐらい前の小倉さん。大学院の研究室で。 『ラテン語のしくみ』(白水社、2014年)、『ギリシア語とラテン語を同時に学ぶ』(白水社、2015年)などの著者で、早稲田大学、獨協大学などでラテン語やフランス語の教鞭を執っておられた小倉博行さんが2022年…
アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台 | UN TRIOMPH | reallylikefilms 1985年にスウェーデンで実際にあったできごとに基づく映画作品。舞台はフランスに移し替えられている。家族関係のうえでも、演劇人としても成功しているとはいえない中年の俳優・…
eifukuji.net 平原演劇祭の番外編、奇祭ツアー第二弾、埼玉県東部の杉戸町永福寺の「どじょう施餓鬼*1(せがき)」を見に行った。奇祭ツアーは「風変わりな祭をみんなで見学しに行こう!」というもの。永福寺の施餓鬼は600年前から行われている歴史あるもの…
【告知】#豊年歌8/21(日)14:00 烏森住区センター和室 投げ銭1960年代に中国朝鮮族自治区で上演された男寺党風新作パンソリの復元上演です。めちゃくちゃ貴重。あと一連の田宮虎彦作品からなにかセレクション。出演:夏水、角智恵子、青木祥子、高野竜。 pic.t…
www.kappa-za.co.jp 劇団カッパ座は1968年に設立された着ぐるみ人形劇の劇団だ。1983年から89年までNHK教育で放映された『おーい!はに丸』など、教育番組への出演も多い。劇団カッパ座は宗教法人PL教団を母胎とする劇団であり、劇団本拠地の劇場ぷらっとはP…
note.com 平原演劇祭2022第14部 #沙汰踏切 ゲリラ公演 日時:2022/8/7 10:30-14:30 出演:青木祥子、小林敬(劇団小林組)、中沢寒天、高野竜 演目:田宮虎彦「落人」「足摺岬」ほか 場所:東武スカイツリーライン姫宮駅付近、宮代町郷土資料館旧加藤家住宅 …
とうきょう総文2002の演劇部門で島根県立三刀屋高校の『永井隆物語』と茨城県立日立第一高等学校の『なぜ茨城は魅力度ランキング最下位なのか?』の2本を見た。 高校演劇を見るのは5年ぶりくらいになる。2年間ほどだが東京都の大会を中心に熱心に見ていた時…
gekidansam.com 『真夏の夜の夢』(練馬区立石神井東中学校演劇部) 原作:シェイクスピア 潤色:小林円佳 出演:石神井東中学校演劇部 『ひがいしゃのかい』(劇団サム) 作:北村美玖 演出:田代卓 出演:坂本美優、高橋らな、内野そら 『ハムレット』(劇…
平原演劇祭2022第13部「#カレー市民」 日時:2022/7/17(日)14:00 場所:目黒区烏森住区センター調理室(中目黒駅徒歩15分) 料金:1000円+投げ銭(食事付き) 演目:「下司味礼讃」(原作:古川緑波)、「カレー市民」(原作:牛次郎) 出演:池田淑乃、夏水…
平原演劇祭2022第10部「#貧学生5」 6/19(日)13:30-16:00 大田区池上梅園茶室清月庵(都営地下鉄西馬込駅東口徒歩10分) 1100円+投げ銭 演目:田宮虎彦「菊坂」「落人」、高野「現実十夜」 出演:最中、高野竜 平原演劇祭の田宮虎彦朗読シリーズ。このシリ…
金沢市の大衆演劇場、金沢おぐら座には2015年の正月明けに南條光貴劇団の公演を身に行ったことがある。おぐら座のある場所は金沢市内と言っても、兼六園などの観光ポイントのある金沢中心部から二駅離れたところにある森本駅前で、観光地の活気とは無縁のが…
2022/4/17(日)13:00-15:00 東急池上線御嶽山駅集合(会場は民家) 「鹿ヶ谷c/wその野郎とタクシー姐ちゃん」(田宮虎彦、ハン・ウォングク) 出演:夏水 昨年末の崖からの転落事故による脳挫傷というダメージにもかかわらず、平原演劇祭2022は第7部となった…
www.karugamodanchi.com 新型コロナウィルスの蔓延が問題になって以来、自分より若い世代によるいわゆる小劇場公演への関心が一気に薄れてしまった。この2年間、この手の芝居をまったく見なかったわけではなくて、何本かは見に行っているのである。しかし若…
埼玉県所沢市の学習塾、赤門塾で毎年三月の最終週の週末に行われている演劇祭を見に行った。この演劇祭は赤門塾が開塾して5年目の1975年に始まった。演劇祭の開始以来、塾に通う小・中学生の子供だけでなく、塾のOB・OGを中心とする大人による上演も行われて…
平原演劇祭2022第6部は、本来なら準廃墟ホテルとして一部の好事家のあいだで知られている鎌北湖レイクビューホステルに宿泊する一泊二日の日程で行われるはずだった。しかし鎌北湖レイクビューホステルのオーナーは、すでに商売をやる気が失せてしまっている…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">2022/03/12(土) 科研基盤(B)「現代日本における地域市民演劇の諸相」研究グループの調査で田沢湖のそば、秋田県仙北市にある〈あきた芸術村〉に行った。ここは劇団わらび座の本拠地である。 わ…
座間市のマンホール。座間の花、ひまわりの絵が描かれている。 二月の半ばにGoogleカレンダーを見ていると、3月6日(日)に《「三角点物語」@座間市目久尻川》と記入してあった。多分、平原演劇祭だとは思ったのだが、どんな企画なのか全くイメージがわかな…
早稲田 | ロシア語劇団コンツェルト | 日本 第51回 ロシア語劇団コンツェルト本公演『夜明けの星たち』 原作:アレクサンドル・ガーリン『夜明けの星たち』(訳・堀江新二 岩波文庫)より 演出:白石みお 観劇日:2022/2/25(金) 13:00~ -------------------…
画:高野竜「黒菅全図」 昨年から平原演劇祭のリーディング公演、#演劇前夜で高野竜が取りあげているのが、田宮虎彦(1911-88)の幕末に幕府側についた架空の藩、黒菅藩を題材とする連作小説だ。田宮虎彦は現代ではほぼ忘れられた作家だと言ってもいいだろう…
日時:2022年2月6日(日)15:00-19:20 会場:目黒区烏森住区センター食堂 1000円+投げ銭(軽食あり) 演目: 「運命の卵」「銀河鉄道裏ダイヤ」「風土と存在」、他 出演:アンジー、吉水恭子、高野竜、青木祥子、ひなた、小坂亜矢子 -------------- 本来なら平…
【告知】第1部「#神曲2022」読み合わせ会1/16(日)18:00-21:00目黒区駒場住区センター(https://t.co/g0gOn4vwpi)1000円+投げ銭※4年がかりの上演行動の初回です※演者・観客混交の朗読会です※テキストは当日無料配布します※近いものをこちらで事前に読めます(http…
2021年の平原演劇祭は13部まであった。異なるプログラムで年間13回の公演があったということだ。 上演記録のリンクは以下の通り。 note.com 整理すると以下の通りになる。私が見たものについては、すべてレポートをこのブログに掲載しているので、その記事へ…