2004-10-20から1日間の記事一覧
みうらじゅん(双葉文庫,2002年) 評価:☆☆☆☆ - みうらの青春時代えっせい.第二章「マイブームの旅」の味わいはすでに優れた私小説の域に達している.未熟でせつなくていとおしく恥ずかしいかつての己の姿が,こっけいな部分も含め,率直露骨に告白される…
伊集院光,みうらじゅん(メディアファクトリー,2002年) 評価:☆☆☆ - 童貞をバカにしつつ童貞を称賛し,童貞であった青臭い自分へのノスタルジックな愛着を確認していく書.堂手時代のナサケナイ性体験を告白する際のみうらじゅんの飛ばしっぷりには笑う.…
と学会(太田出版,2001) 評価:☆☆ - 最初に『トンデモ本の世界』が出たときは,その目のつけ所が新鮮だったし,その突っ込み芸にも大いに笑わされた.仕方のないことではあるが,続編が出るたびに新鮮味が薄れてくる.人間の想像力にはやはり限界があって…