- 監督:井口奈己
- 原作:山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』
- 脚本:本調有香、井口奈己
- 撮影:鈴木昭彦
- 美術監督:木村威夫
- 音楽:HAKASE-SUN
- 劇場:海浜幕張 シネプレックス幕張
- 満足度:☆☆★
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作博美の童顔といかにもといったコケットリーを鬼のように嫌っている友人がいて、彼の言うことはいちいちもっともだと思いつつも、実はちょっとだけ永作博美の可愛らしさが好きだったりする。
蒼井優も出るし、題名からいって当然セックスの話だろうし、ということで仕事が終わった後、疲れていたのにのこのこと見に行った。うーん、永作博美嫌悪の友人がもしこの映画を見ていれば憤死してしまったかもしれない。
確信犯的な「自然」ぶりをねらった演出のあざとさに、永作博美を実はちょっとだけ好きな僕でさえ、うっとなった。なんというえぐさ。
若くて可愛い男の子が、年上のきれいなお姉さんに性の手ほどきを受けて、それからもんもんとして、といったストーリーも不愉快。
台詞のやり取りのだらだらとした雰囲気は面白いけれど、それを乗せるお話の展開があまりにも陳腐で嘘臭いと僕は思った。
いやあもう、自己嫌悪。満足度の☆は蒼井優ちゃんに。