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モンテーニュ通りのカフェ(2006) FAUTEUILS D'ORCHESTRE
AVENUE MONTAIGNE
- 上映時間:106分
- 製作国:フランス
- 初公開年月:2008/04/26
- 監督:ダニエル・トンプソン
- 脚本:ダニエル・トンプソン、クリストファー・トンプソン
- 撮影:ジャン=マルク・ファブル
- 編集:シルヴィ・ランドラ
- 音楽:ニコラ・ピオヴァーニ
- 出演:セシル・ドゥ・フランス、ヴァレリー・ルメルシェ、アルベール・デュポンテル、クロード・ブラッスール、クリストファー・トンプソン
- 劇場:渋谷 ユーロスペース
- 評価:☆☆☆☆
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18区の下町のカフェの女の子の物語だった『アメリ』の、ブルジョワ版。といってもモンテーニュ通りのカフェで働く主人公の女の子は田舎出の素朴な雰囲気の気さくな娘なのだけれど。とびきり可愛らしい笑顔と無頓着さで、カフェの周囲の癖のある人間たちの中へと入り込んでいく。
この女の子を軸に、人生の壁にぶちあたり停滞する女優、ピアニスト、老資産家とその息子の姿が描き出される。陽性でおしゃれないかにもパリらしい雰囲気に満ちた映画だった。
それにしても映画の映像を通して見るパリは本当に美しく魅力的だ。