- 上映時間:104分
- 製作国:フランス/イタリア
- 初公開年月:2011/12/17
- 監督:アラン・レネ
- 原作:クリスチャン・ガイイ『風にそよぐ草』(集英社文庫刊)
- 脚本:アレックス・レヴァル、ロラン・エルビエ
- 撮影:エリック・ゴーティエ
- 美術:ジャック・ソルニエ
- 衣装:ジャッキー・ブダン
- 編集:エルヴェ・ド・ルーズ
- 音楽:マーク・スノウ
- ナレーション:エドゥアール・ベール
- 出演:サビーヌ・アゼマ、アンドレ・デュソリエ、アンヌ・コンシニ、エマニュエル・ドゥヴォス、マチュー・アマルリック、ミシェル・ヴュイエルモーズ
- 映画館:神保町 岩波ホール
- 評価:☆☆☆★
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邦題と宣伝用写真が曲者だ。老人の恋の話だが、実は奇妙奇天烈な不条理恋愛映画。キェシロフスキの『トリコロール/赤の愛」を連想した。前衛の大家の意味不明な遊びがたくさんあって、それを楽しめる人なら面白く見ることができるだろう。原題herbes folles(「生い茂る雑草」を意味する)を、敢て直訳して『気狂い草』としたほうが作品内容に合っているように思った。登場人物の心理の変化がかなり唐突でヘン。でもこんな人は実際にいそうな気もするが。