- 監督:ニコラス・ウィンディング・レフン
- 原作:ジェイムズ・サリス
- 脚本:ホセイン・アミニ
- 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
- 編集:マット・ニューマン
- 音楽:クリフ・マルティネス
- 出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン
- 映画館:ユナイテッドシネマとしまえん
- 評価:☆☆☆★
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
人部設定や映像の細部まで丁寧に作られた職人芸を感じさせる娯楽作品だが、内容は私の好みではなかった。クールで寡黙、凄腕のドライバー、でも恋愛には奥手という主人公の人物造形がきっちり決まっている。この男とキャリー・マリガン演じる人妻のプラトニックな恋愛の表現の繊細な甘さも加減がいい。作品全体のハードボイルドの雰囲気と効果的な対比を作り出していた。ちょっと垂れ目で、小型愛玩犬のような顔つきのマリガンのコケットリーが、うまく引き出されていた。物語の展開もダレがなく、シャープでスピーディ。犯罪アクションなので人がけっこう死ぬ。暴力場面がかなり生々しい。音楽はちょっと甘過ぎ、うるさすぎな感じがした。