閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

四捨五入殺人事件

井上ひさし(新潮文庫,1984年)
四捨五入殺人事件 (新潮文庫)
評価:☆☆☆

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結末には意外性はあるけれど,内容の露骨な啓蒙性に白けてしまう.
謎解きはよく計算されているが,登場人物に魅力が乏しく,展開もスピード感に欠ける.