閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

2005-08-13から1日間の記事一覧

葉桜の季節に君を想うということ

歌野唱午(文藝春秋、2003年) 評価:☆☆☆★ - 映像化が極めて困難なタイプのミステリ。「だまされた、でもこのだまし方はずるい!」と思うけれども、文章・構成が巧みで物語展開が変化に富んでいる上スピード感があるので、だまされても納得。ただし物語の決…