- 上映時間:120分
- 製作国:アメリカ
- 初公開年月:2011/01/15
- 監督:デヴィッド・フィンチャー
- 原作:ベン・メズリック
- 脚本:アーロン・ソーキン
- 撮影:ジェフ・クローネンウェス
- 衣装デザイン:ジャクリーン・ウェスト
- 編集:アンガス・ウォール、カーク・バクスター
- 音楽:トレント・レズナー、アッティカス・ロス
- 出演:ジェシー・アイゼンバーグ、アンドリュー・ガーフィールド、ジャスティン・ティンバーレイク
- 映画館:新宿ピカデリー
- 評価:☆☆☆☆
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世界最大のSNSサービス、Facebookの誕生物語。自分が手がけた事業が成功して大きくなるってのはまさに自分自身が拡大していくような感覚を味わうことなんだろうなということがわかる。超一流大学、ハーバードに入ったものの、その中では周縁に埋もれていたオタク青年が、あたかも『三国志』や『信長の野望』のような国盗りシュミレーションゲームをクリアしていくようにに、現実の世界で自分が設計するインターネット・サービスのシェアを拡大に立ち会い、莫大な富を手にする過程を描く成功物語。登場人物の設定や物語の流れは定型的だが脚本のうまさは職人芸を感じさせる。事業の拡大のなかで同志との間に生じる苦い葛藤が作り出すドラマに引き込まれた。成功が確実に見えたときに、それまでのパートナーを罠にはめて切り捨てるってのはいかにもありそうな話だ。主要な登場人物の個性が際立っている。役者もうまい。Facebookのコンセプトやシステムの発展の経緯がわかるのも興味深かった。自分はFacebookのアカウントは持っているものの、現実社会での人付き合いがあまりないのでまったく有効に使えていない。