- 上映時間:131分
- 製作国:アメリカ
- 監督:ギレルモ・デル・トロ
- 製作:トーマス・タル
- 原案:トラヴィス・ビーチャム
- 脚本:トラヴィス・ビーチャム、ギレルモ・デル・トロ
- 撮影:ギレルモ・ナヴァロ
- 衣装デザイン:ケイト・ホーリー
- 編集:ピーター・アムンドソン、ジョン・ギルロイ
- 音楽:ラミン・ジャヴァディ
- 出演:チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー
- 映画館:新宿ピカデリー
- 評価:☆☆☆★
戦闘場面の迫力には圧倒される。すごいな、よくできているなあと感心しながら見た。この手の映画ファンにはたまらない作品だと思う。しかし怪獣ものにも、巨大ロボットものにも、少年時代、あまりのめりこむことのなかった私には、やはりこの映画も入り込めない。十分に楽しんでみたけれど、熱狂のポイントがわからない。
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロの作品だから、単なるエンターテイメントではなくて、ひねったところがあるのかと思いながら見ていたのだけれど、ストレートな定型的娯楽作品だった。菊地凛子、ハリウッド映画でこういう使い方をされるのか。東洋人という記号を見事に体現し、抜群の存在感を示している。なるほど。