http://www.coconworld.jp/sakuhin-mayunoyume.htm
- 作・演出・美術:山田俊彦
- 出演:山田俊彦、阪東亜矢子(JIJO)
- 音楽:八幡浩暢(oo39.com)
- 照明:木田敬貴
- 劇場:仙川 せんがわ劇場
- 評価:☆☆☆☆☆
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期待していたよりはるかに独創的で面白い舞台だった!二人の操者による糸あやつり人形芝居。繭男が見る夢の世界という枠組みで、5つのエピソードが展開する。
◆ 王国 ・・・・・廃墟に置かれた2つの古い箱。箱の蓋がギギギギと開き、昔のキオクがカタチになって動き始める。
◆ ? ・・・・・特別ゲストが登場。操る人形はウサギのミミーちゃん。
◆ ズボンの逃走 ・・・・・目の前を駆けていくズボンがどうやら私のズボンなので、追いかけて捕まえるのです。 パンツ、はいてます。
◆ トリオダンス ・・・・・鳥の鳥夫のパフォーマンス。被り物と手遣い人形で。
◆ ジュ・トゥ・ヴ ・・・・・作曲家エリック・サティがピアノを弾くと・・・。
この五つのエピソードで使われている技術、趣向、そして作品の雰囲気はすべて異なったものだった。
暗闇にボンヤリ浮かび上がるシュールでユーモラスな夢幻の世界に引き込まれ、身を乗り出して見てしまった。奇抜で自由で狂った展開、独創的なアイディア、音楽の趣味のよさ、操演の繊細さ、全てが素晴らしい。一回しか上演がないとはもったいない。