- 製作年度:2000年
- 製作国:フランス
- 上映時間:89分
- 監督:パトリス・ルコント
- 脚本:クロード・クロッツ 、パトリス・ルコント
- 出演:シャルロット・ゲンズブール 、フィリップ・トレトン 、アラン・バシュング 、フィリップ・ドゥ・ジャネラン
- 評価:☆★
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傑作と駄作にはっきり分かれるルコント作品だが,これは失敗作だと思った.移動遊園地のオーナーの中年男がいわくありげな陰気な女に突然恋心を抱き,その女に散々ふりまわされる.最後には女が虚言症であることが告白されるが,男はそれを受け止める意志を表明する.
一目ぼれという設定はともかく,恋愛感情が芽生える状況にリアリティがない.また目の隈を強調する不健康なメイクのシャルロット・ゲンスブールが全く魅力的に見えないのも致命的.ねちねちとしたねばっこい空気が漂う説明不足でつまらない設定の駄作.