- 製作年度:2001年
- 製作国:アメリカ
- 上映時間:87分
- 監督:トッド・ソロンズ
- 製作総指揮:マイク・デ・ルカ 、エイミー・ヘンケルズ 、デヴィッド・リンド
- 脚本:トッド・ソロンズ
- 音楽:ベル・アンド・セバスチャン 、ネイサン・ラーソン
- 出演:セルマ・ブレア 、レオ・フィッツパトリック 、ロバート・ウィズダム 、ジョン・グッドマン 、ポール・ジアマッティ
- 評価:☆☆☆
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最初の三十分が「フィクション」,後半が「ノンフィクション」.最初が「フィクション」編とされているのは,小説というフィクションの制作にまつわるエピソードだからで,後半は典型的ユダヤ人一家の無気力高校生を主題とするドキュメンタリーフィルムの作成というのが話の枠組みになっているからか?
実験的というか習作ぽい作りの作品で,説明不足でよくわからない点が多い.タイトルの意図も不明.前半後半ともアメリカ東海岸の郊外都市を舞台に,人間の偽善・欺瞞やあさはかさを皮肉たっぷりの笑いでリアルに描写する.エピソードにつながりがなく,スケッチ集といった感じ.ソロンズの皮肉の才はあいかわらず冴えているが,やはり僕は皮肉は効いていたものの力強い物語と構成力があった最初の作品『ウェルカム・ドールハウス』が圧倒的に印象深い.