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王妃の紋章(2006) CURSE OF THE GOLDEN FLOWER
満城尽帯黄金甲
- 上映時間:114分
- 製作国:中国/香港
- 初公開年月:2008/04/12
- 監督:チャン・イーモウ
- アクション監督:チン・シウトン
- 製作:ビル・コン
- 脚本:チャン・イーモウ、ウー・ナン、ビエン・ジーホン
- 撮影:チャオ・シャオティン
- 美術:フォ・ティンシャオ
- 衣装デザイン:イー・チュンマン
- 音楽:梅林茂
- 出演:チョウ・ユンファ、コン・リー、ジェイ・チョウ、リィウ・イエ、リー・マン、ニー・ターホン、チェン・ジン、チン・ジュンジエ
- 映画館:東武練馬 ワーナーマイカル板橋
- 評価:☆☆☆☆★
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予告編映像の壮麗さに魅せられて、ぜひ映画館の大スクリーンで見てみたいと思っていた作品。ブログ等の評価はかなり割れているようだけれど、僕は大満足の超大型スペクタクルだった。
豪華絢爛な宮殿と衣装、群集シーン、大規模な戦闘シーンの迫力は期待通りのすばらしさ。スペクタクル映画の醍醐味を存分に味わうことができる。
ギリシャ悲劇の世界を連想させる近親相姦を含めた家族内の愛憎と権力の闘争のドラマもよくできている。登場人物の葛藤は演劇的に強調されている。
各登場人物の高度な武闘能力、ワイヤーアクションを多用した仮面ライダーの悪役ショッカーの何百倍もの身体能力を持つ無名の戦士集団、おっぱいのふくらみの威圧的(?)な強調といったやりすぎ感もまた楽しい。
戦いの場面は話が進むにつれだんだんスケールアップしていく。最後の宮廷内での集団戦は唖然とするほどの壮大さだった。そして激しい戦いのあと、驚くほどたくさんの人間がまた現れ、瞬く間に殺戮場となっていた宮殿をもとの美しく整備された宮殿へと回帰させる場面も凄い。凄すぎて笑うしかないような感じ。
あのおっぱいの上半分を露出させた衣装のインパクトも強烈だ。チャン・イーモンは桁外れの天才変態映像作家だと思った。
コン・リーの演技ももちろん見所のひとつ。