上野国立博物館
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「大琳派展」では装飾的で表層的で、極度に洗練された趣味と技巧による感覚のよろこびにひたることができる。展示物の量も圧倒的で、視覚的にも実際の作品の量的にもボリューム感あふれる展覧会だった。 宗達-光琳-酒井抱一という琳派の流れを概観できる大規模な展覧会でとても見ごたえがある。桁外れの贅沢というか粋というか、江戸の上流階級の優雅さ、遊び心の凄まじさにくらくらする。こうした贅沢を美術として大衆が消費できてしまう現代の日本の活力もまた凄まじいものなのかもしれないけれど。