座・高円寺
http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=27
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五月に新しくオープンした劇場、座・高円寺でマイムのチカパンさんの大道芸が見られるということで、娘と一緒に行ってきた。前日の三日も高円寺に一緒に行ったばかりなのだけれど。五月二、三日には高円寺駅周辺の商店街で大規模な大道芸祭りが行われていて、それを見に行ったのだ。地域の19カ所で32組のパフォーマーが大道芸を行うといった催しだった。町中がアミューズメント・パークといった感じでごったがえしていて実に愉快な企画だった。商店街のお店を巡るカード集めゲームという町歩き企画もあって、これは娘が熱中してやった。商店街のお店を巡って五種類のカードを集めるとくじが引けるというものなのだが、中心部の通りに面した店ではカードが早々になくなっていて、五種類集めるにはえらく歩き回らなくてはならなかった。大道芸パフォーマンスでは、フランスの二人組クラウンによるサーカス芸や京劇+雑技団のアクロバット芸が印象に残った。
今日のチカパンさんのパフォーマンスは劇場、座・高円寺の入り口前広場で行われ、30分弱のプログラム。チカパンさんはこの2月に見たシアタートライアングルの独創的な舞台で知った女性のマイム(パントマイム演者)。くるくるとかわる豊かな表情がとても愛らしい。
http://d.hatena.ne.jp/camin/20090208/1234152313
30分弱のプログラムは、風船細工を使った観客とのコミュニケーション、皿回し、お手玉といったジャグリング芸、簡単な手品、帽子をかぶり分けることでいくつかの人物を戯画的に演じ分けるパントマイムなどがコンパクトにテンポよくまとめられている。4月29日にも渋谷の東京児童会館で彼女のパフォーマンスを見たのだけれど、観客層や観客の反応によって臨機応変にアレンジを加えているようだ。11時半からはじまった今日の一回目の公演はお客さんが10人程度と少人数だった。劇場二階にあるカフェ《アンリ・ファーブル》(広々としていて感じがよく、ランチの値段も高くない)で昼食をとったのち、午後1時半からの第二回のパフォーマンスも見物した。第二回のパフォーマンスのあと、ちょっと勇気を出して声をかけ、2月のシアタートライアングルの公演で大きな感銘を受けたことなどを伝え、一緒に写真をとってもらった。チカパンさんは小柄でキュートな女性のマイムである。かなりうれしかった。大満足。
一緒に見た8歳の娘もチカパンさんのパントマイムが相当気に入ったようだった。帰宅後、パフォーマンスの様子の絵を描いていたが、雰囲気がよく伝わってくる。