- 上映時間:115分
- 初公開年月:2010/09/18
- 監督:白石和彌
- 脚本:高橋泉、白石和彌
- 撮影:辻智彦
- 美術:今村力
- 編集:加藤ひとみ
- 音楽:安川午朗
- 音響効果:柴崎憲治
- 照明:大久保礼司
- 録音:浦田和治
- 出演:小林且弥、内田慈、ウダタカキ
- 映画館:ポレポレ東中野
- 評価:☆☆☆★
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内田慈主演映画ということで観に行った。内田慈の魅力はしっかりと引き出された作品だった。内田慈ファンは観に行く価値があると思う。エロくてルーズな感じだけど実は気遣いのできる癒し系みたいなイメージ(かな?)。脚本や設定にステレオタイプや不自然な飛躍を感じるところはあったけれど、じわじわとゆっくり主な登場人物が心を通わせていく描写のぎごちなさ、切なさはとてもいい感じだった。
内田の演技はよかったけれど、おっぱいをちゃんと見せて欲しかった。それがちょっと残念。内田慈は秋葉原でオタク向けアイドル兼デリヘル嬢というなんかいかにもという役柄だった。彼女以外に、知的障碍者でかつて九才の女の子に性的イタズラをしたがゆえにほぼ監禁に近い生活を強いられてきた男性、健常者のその弟が主な登場人物。兄弟の父親が死んで、弟は兄をひきとりアパートで共同生活をはじめる。そして兄の性欲処理のために、デリヘル嬢を呼ぶ。やってきたのが内田慈演じる人物である。社会にうまく適応できず孤独な彼らはゆっくりとぎごちなく心を通わせ、肩を寄せ合うのだが。。。といった話。