閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

東京フィルハーモニー交響楽団定期演奏会

前半がピアノ協奏曲,休憩をはさんで後半がマーラーというプログラム.
前半ほぼ睡眠.もうろうとしていてほとんど記憶に残っていない.後半は一楽章のみ覚醒しのめりこんだものの,第二,第三楽章は意識がとぶ.第四楽章はかろうじて.
客の入りは七割弱というところ.一階席はかなり空きがあった.チケット代がかなり高いので仕方ないともいえるが.パリでは鄭のコンサートはいつも満員だったが,チケット料金は日本の半額以下だった.
パリ時代に通った鄭の音楽の陶酔を再び味わうことを楽しみにしていたのにこの調子.朝から夕方まで慣れない労働にいそしんでいて疲労してた上に会場内の暖房が暑すぎた,というのもあるが,このところ「眠気」に対する耐性が衰えてしまったような感じもする.パリで味わった鄭の音楽のあのしびれるような感興を再び味わうことができるのはいつの日か.
こんなに寝てばかりいるのだったら別に無理して行くことはなかったなぁと後悔.チケット代6000円也.