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著者は寺山のパートナー.寺山とは離婚するが,離婚後も天井桟敷制作者として寺山をサポートした人物.寺山の後半生は著者とともにあった.
寺山についての回想録.寺山の死後しらばらく時間をおいてから,彼との思い出を思い浮かぶままに書きつづったという感じの文章だが,その内容は故人との形成した歴史への愛着にあふれている.とりわけ天井桟敷時代のエピソードからは,希有の才人の活動をすぐ見守る著者の興奮と喜びが伝わってくる.