今年も昨年同様先行きにはあまり希望が持てそうにないのだけれど、周囲の状況に惑わされずとにかく自分のペースを守って少しずつでも前に進んでいきたい。
毎年賀状用にイラストを一枚描く。賀状用といっても干支とはなんの関わりもない絵なのだけれど。自分が撮影した写真から題材を選び、葉書の大きさの紙に描いて、水性顔料のポスカで着色する。ポスカは乾きが速すぎるのが難点だけれども発色がとても美しい。ポスカで着色した後、黒で輪郭をなぞるときに絵が浮かび上がってくる時間が楽しい。描き終わるとスキャナに読み込んで、画像処理ソフトで色などを調整した上で葉書に出力する。
今回は昨年夏に久しぶりに訪れた父の故郷、兵庫県北部の但馬地方にある村の田舎道の風景を描いた。色彩はちょっと暗めになった。