- 上映時間:134分
- 製作国:ソ連
- 初公開年月 1991/01/
- 監督:ゲオルギー・ダネリア
- 脚本:レヴァス・カブリアゼ、ゲオルギー・ダネリア
- 撮影:パーヴェル・レーベシェフ
- 音楽:ギア・カンチュリ
- 出演:スタニスラフ・リュブシン、エフゲニー・レオーノフ
- 映画館:高田馬場 早稲田松竹
- 評価:☆☆☆☆☆
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知る人ぞ知るカルト的人気の映画のようだが、私は今回が初見だった。
見ている途中で鼻血が出そうになるほど素晴らしい映画だった。
見終わってから一日たっているのに、町中を歩いていると突然「不思議惑星キンザザ」の場面が次々と浮かび上がってきて思い出し笑いをしてしまった。極上のするめのように味わい深い作品だ。まだフラッシュバックがありそうだ。
投げやりに見える部分も含めディテイルまでしっかり作り込まれている完璧な作品だと思う。そこに込められているだろう風刺さえ無意味化されてしまうような猛烈にくだらないアイディアの数々に身体がふにゃふにゃになりそうになる。ぶっとぼけた展開のつなぎ方は神業だ。SF仕立てのファルスの傑作である。