閑人手帖

このブログは私が見に行った演劇作品、映画等の覚書です。 評価、満足度を☆の数で示しています。☆☆☆☆☆が満点です。★は☆の二分の一です。

ミッフィーのおたんじょうび

http://www.kyodotokyo.com/detail.cfm?pk=358

「ミッフィーこどもミュージカル」という企画。主催はキョードー東京。4歳半の娘といっしょに。
昼夜二回だけの上演だがサンシャイン劇場は親子連れでほぼ満員。
公演時間は休憩15分を挟んで1時間半ほど。前半が「ミッフィーのおたんじょび」と題される着ぐるみのミュージカル。シンプルな描線と形、彩度の高い色で構成されたデザイン性の高いブルーナのキャラクターが、忠実にぬいぐるみ化されている。ミッフィーは横から見ると雪見だいふくのようなかんじだった。お話自体は、題名そのまま、ミッフィの誕生日の一日を再現する実に他愛ないものだったが、着ぐるみの定型的な仕草がとても可愛らしく、歌もいいアレンジだった。ダンスの動作が特にコミカルで可愛らしい。
休憩を挟んで、後半は歌のおねえさんのリードによる「歌謡ショー」。アニメの「ミッフィ」のテーマ他、「せんろはつづくよ」などの定番童謡を簡単なダンスと組み合わせて。もちろん着ぐるみたちも登場。観客の子供たちもお姉さんにうまく乗せられて、楽しそうに踊っていた。
ショーの構成は、NHK教育テレビの「お母さんといっしょ」のスタイルを踏まえたもので、お姉さんののりもよく似ていた。
子供は楽しんでいたようなのでよかったけれど、大人の僕にはやはり「のれる」ショーではなかった。お姉さんがつのだりょうこだったら子供以上に熱く盛り上がった可能性はあるのだけど。