http://www6.ocn.ne.jp/~haiyuza/Pages/wakate05a.htm
劇評などでしばしば目にする弘前劇場の主催者による書き下ろし作品を俳優座の若手演出家が手がける。長谷川孝治の作品を観るのはこれがはじめて。e-plusで得チケが出ていて、広尾の病院に赤ん坊を見舞うついでに寄ることのできる六本木俳優座劇場ということで、作品について何の予備知識もなくチケットを衝動買い。
饒舌なイメージ豊かな照明と枯れ葉を敷き詰めた美術が印象的な舞台だった。そして主演の大庭藍の美しさに引込まれる。吊り目気味の大きな目でふっくらした頬。僕の好みの顔立ち。ただし作品は日常劇で難解そうなそぶりはないにもかかわらず、展開が説明不足でわかりにくい。チェーホフを平田オリザ風の演出でやっているような感じ。
家に帰ってWebpageを観てお話の設定がようやくわかる。こちらの理解能力、集中力の不足ゆえかもしれないけれど。。。脚本と演出、やはり不親切すぎるような気がした。
長谷川孝治作品については他のものも観てみたいと思った。
10/13-16にかけて新宿にて弘前劇場の東京公演あり。学生前売り料金はなんと1000円という破格の値段。