- 作・演出:ワジディ・ウアワッド Wajdi Mouawad
- 字幕翻訳・操作:山田ひろ美
- 照明:ヤン・ロリック
- 音響:ヤン・フランス
- 衣裳:カミーユ・パナン、エマニュエル・トマ
- 出演:ジャン・アリベール、トゥーフィク・ジャラブ、カトリーヌ・ラロシェル、パトリック・ル・モフ、マリー=エヴ・ペロン、ラーセン・ラツーギ、エマニュエル・シュヴァルツ、ギヨーム・セヴィラック
- 上演時間:160分
- 劇場:静岡 静岡芸術劇場
- 評価:☆☆☆☆
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フランス語圏カナダの劇作家、ムワワッドの舞台、正直、期待していたほどにはよくなかった。ことばのイメージの重なりの美しさ、とりわけモノローグの厚みには、フランス演劇の伝統である「ことばの演劇」の悦びを感じることができたのだけれど。160分、これでも原作はかなりはしょられているようだったが。うーん、長い。これだけ台詞が豊かな芝居だと、舞台脇の字幕ではかなりしんどい。ファンタジーRPGのようなお話だと思った。父親の死体とともに埋葬のために旅を続ける息子。旅の過程でいろいろなエキセントリックな人物と出会い、彼らは主人公の旅に同行する。