2005-06-05 死体は知っている 書籍 上野正彦() 評価:☆☆☆★ - 法医学のエッセイ.どんな平凡な人間でも死ぬ際にはちょっとしたドラマを作り出すことができるように思う.事件性の高い死の現場に立ち会ってきた監察医の報告は,それゆえ高いドラマ性に満ちている.小説風の文章より,エッセイ,ドキュメンタリー的文章のほうが迫力があるし,文章も達者.