Claude-Henri BUFFARD
- 作:Claude-Henri BUFFARD
- 演出:Moise TOURE
- 出演:Dominique LAIDET, Nathalie NELL
- 場所:学習院大学 東別館106教室
- 上演時間:50分
- 評価:---
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作者、演出家とも私は知らなかったが、作者のビュフールは1993年にカンヌ映画祭でパルム・ドールを獲得した映画、『ジェリコー・マゼッパ伝説』で脚本を担当した人のようだ。演出家はコートジボワール出身のフランス人で、グルノーブルで自身の劇団を立ち上げて活動している人だとのこと。
学習院大学と東京日仏学院で四回の公演が行われるが、公演場所はいずれも教室である。学習院大学東別館は、構内の林の中にある木造の由緒ありげな建物。その中にあるごくありきたりの教室が公演場所だった。椅子も机もそのままである。教室に入ると、役者が黒板に表のようなものをチョークで書いている。ちらしにあった説明によると、彼は算数の教師で教室で授業の準備をしているという設定だとのこと。廊下からは、録音された子どもたちの騒ぐ声などが聞こえる。
授業準備をしている最中に、男の妻が前の扉から入ってくる。神経質でせっぱつまった感じで男へ離別を迫っている。男はそれをなだめて、妻を説得しようとするが・・・
というのが作品内容。フランス語上演で字幕なし。恥ずかしながら(全く)、集中力がとぎれてフランス語の会話のやりとりを追いかけることができず。時間があるならもう一度見たいところではあるが。
教室をそのまま舞台にするというアイディアや男女のやりとりの緊張感はよい感じであったが。